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【徹底解説】プログラミングの義務教育化の目的とは

初回公開日:2018年09月18日

更新日:2019年05月22日

記載されている内容は2018年09月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

文部科学省から、2020年からのプログラミングの義務教育が発表され話題になっています。そこで今回は、なぜ今プログラミングを義務教育化するのか、その義務教育化の目的と、教育者側の課題について徹底解説していきたいと思います。

プログラミングの義務教育化、なぜ今なのか

IT社会の成長に伴って、2020年にプログラミング教育の義務教育化がされることになりました。それによってエンジニアでない人からのプログラミングへの関心も高まってきました。文部科学省によればプログラミングの義務教育化の目的は、「子供たちにコンピュータに指示を与える行為を理解させて、『プログラミング的思考』を育むことが目的」とされています。

プログラミング義務教育化の背景

プログラミング義務教育化には、今後の生産性革命を動かすIoT、 ビッグデータ、人工知能、ロボット・センサーの技術的ブレークスルーを活用する「第4次産業革命」が背景にあります。「第4次産業革命」はさまざまな社会的課題を解決し、IT技術によって新たなビジネスの可能性が生まれます。そこで、この「第4次産業革命」を生き抜くための力をつけるためにプログラミング的思考を育もうという試みがプログラミング義務教育化というわけです。

現在のプログラミング教育事情は

先程、2020年からプログラミングの義務教育化がされるといいましたが、具体的には、小学校での義務教育化が2020年、中学校は2021年から、高等学校は2022年から義務教育化が実施されます。では、小・中・高でそれぞれどのような教育がされるのでしょうか。

小学校では

小学校の授業では、国語、算数、理科などの教科に加え、プログラミング授業としてコンピュータの基本的な使い方やスキルを身につける教科が導入されます。プログラミング授業といっても、いわゆるプログラミング言語や構文を覚えるというようなものではなく、情報の収集から、整理、そして発信までを通してコンピュータを理解する授業が行われます。

中学校では

中学校では、「情報とコンピュータ」という授業のもと、インターネットの基礎から情報モラルを学ぶことになります。また、中学校から簡単なプログラミングも行うようになり、「プログラムによる計測・制御」を学ぶことができます。しかし、中学校ではプログラミング授業が数時間しか取れないという難点があり、十分にコンピュータを理解できるようになるかどうかは、教師側が握っていると言っても過言ではありません。

高等学校では

高等学校の情報科目は「社会と情報」と「情報の科学」から選ぶことができ、プログラミング教育は「情報の科学」を選んだ生徒のみ受けることができます。また、主に「情報と科学」ではプログラミング・データベース・モデル化といった技術的な内容を学ぶことができます。一方、「社会と情報」では、情報という概念から情報やIT技術がもたらす社会への影響について学ぶかとができます。

プログラミング義務教育必須化の目的

プログラミング義務教育化の目的として「第4次生産革命」を生き抜くための人材を育てるといいましたが、そのほかにも、今後IT市場が拡大していくにつれてIT人材の不足が懸念される理由が挙げられます。経済産業省曰く、2030年頃にはおよそ79万人もの人材が不足されると言われており、その課題解決のためにも、プログラミングへの興味や関心を寄せるためにプログラミング義務教育化がなされるとされています。

プログラミング的思考を身につけるため

プログラミング的思考とは、「自分が思い描くものを実現させるために必要な動作や考えを組み合わせ、論理的な思考で物事を改善させる能力」のことを言います。また、このプログラミング的思考はIT関連の職業だけに必要なわけではなく、社会に出て活躍するためにはどんな職業にも必要とされるスキルです。IT技術なしでは成り立たない現代だからこそ、今後の社会を生き抜くためにプログラミング的思考を育んでいく必要があります

資質や能力を育成するため

プログラミング義務教育では、プログラミング的思考のほかにも「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力・人間性等」などの資質や能力を育成する目的があります。ではこの3つの能力は具体的にどのようなものなのかご紹介していきます。

知識・技能

この「知能・技能」は、コンピュータが生活のどのようなところで使われているのか、また問題の解決には必要な手順があり、その流れを理解できる能力のことです。

思考力・判断力・表現力等

「思考力・判断力・表現力等」に関しては、問題や課題を解決するための手順を自らの力で考え判断し、より自分が意図する形に近づけるための力のことを指します。いわゆるこれがプログラミング的思考」なのですが、これは各々の発達に即する場合があります。

学びに向かう力・人間性等

「学びに向かう力・人間性等」は、コンピュータを使って社会に貢献しようとする姿勢示す能力です。また、今後プログラミングを本格的に学ぼうとした時に一番大切なのが「モチベーション維持」です。学生のうちに「学びに向かう力・人間性等」を養うことによって、今後のプログラミング学習においてもスキルの上達に繋がります。プログラミング義務教育では、これらの能力を育てることも目的としています。

プログラミング教育の授業方針とは

プログラミング義務教育の方針に関しては、プログラミングだけの新しい科目ができるわけではなく、各教科内の一環としてプログラミング義務教育が行われます。なのでプログラミング教育の裁量は各学校によっても異なり、プログラミング的思考の養育もその学校によってやり方が異なってきます。

実際に実施された例を挙げると、理科の科目で電気製品はプログラムによって動いていることを学んだり、音楽の授業では実際に音楽作成ツールを使って、音の長さや高さの組合せなどを試行錯誤し自分で音楽を作って学ばせたりしています。

文部科学省のプログラミング教育実践ガイド|学校教育分野|教育の情報化にて、具体的な授業の実施例が記されているので教育者の方はぜひプログラミング義務教育に向けて参考にしてください。

プログラミング義務教育化の課題とは

ここまでプログラミング義務教育化の重要さに触れてきましたが、教育の指針が変われば、それだけ課題や問題も生まれます。次は、プログラミング義務教育化に対しての課題についてご紹介いたします。

授業時間の確保の難しい

先ほども少し触れましたが、プログラミングの授業は新科目として取り入れられるわけではなく、既存の科目の一環としてプログラミング的思考を育みます。今までの学びを維持しつつ新しいことを取り入れ、ある程度の形になるまではかなりの時間がかかることでしょう。

指導者の研修制度が不明瞭

プログラミング義務教育では、専門分野の講師を特別に呼ぶわけではありません。今までの授業を担当する教師が新たにプログラミングを教えなければならないのです。ですので、教師側がプログラミングに関しての知識がなければ、プログラミング義務教育化の目的はなされないでしょう。

また、プログラミングの研修を設けようとしても、教師の深刻な長時間労働の問題を踏まえれば、研修を実施することは難しいです。またタブレットやインターネットの環境を常に万全にしておくためにも、その分野に詳しい担当者が必要となります。

義務教育化に向けてスキルを身につけよう

上記のように、プログラミング義務教育化に関してはまだまだ課題があります。実際にプログラミング義務教育化が始まってしまっては、さらなる重労働が課せられてしまします。そこで、プログラミング義務教育化に備えて今のうちからプログラミングスキルを身につけておくことをオススメいたします。現在、プログラミングを学べる環境はIT社会の成長に伴って年々広がっています。

今回は、現教師の方のもオススメのプログラミング学習法についてご紹介したいと思います。

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【徹底解説】プログラミングの義務教育化の目的とは

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