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2019年03月04日

Rubyの開発環境を構築する方法|WindowsとMac

Rubyの概要説明およびMacとWindowsにおけるRuby開発環境構築について説明します。Macでは環境構築前にHomebrewとrbenvのインストールを行います。いずれのOSでもインストールおよびRubyファイル実行にコマンドラインを使用します。

プログラミング言語Rubyとは

Rubyとはプログラミング言語の一つで、まつもとゆきひろ氏により開発されました。Rubyはオブジェクト指向スクリプト言語の一つです。

Javaもオブジェクト指向のプログラミング言語ですが、数値や文字列などとしてデータを扱います。一方、Rubyはデータをオブジェクトとして扱うことができます。

また、Rubyは他のプログラミング言語に比べると、学習コストが低く、プログラミング経験が浅い人でも簡単に学習することができます。

Rubyを学習して使用するには、他のプログラミング言語と同様にそのプログラミング言語が動作する環境、つまり開発環境を構築する必要があります。今回はMacとWindowsそれぞれのOSに対してRubyの開発環境構築方法を紹介していきます。

Rubyの開発環境を構築する前に

開発環境構築に先立って、Rubyファイルを作成しておきましょう。テキストエディタを使用して「test.rb」をいったファイルを作成します。

ファイルの中身やファイル名の「test」の部分は自由に作成してください。ただし、ファイルの拡張子である「.rb」の部分を別のものにすると、開発環境構築後にtest.rbを実行する際に、正しく実行されないので、注意してください。

Rubyファイルの実行方法は後述しますが、Mac・Windowsいずれにおいてもコマンドラインをいうものを使用します。コマンドラインは使い慣れていない間は使用が難しいので、自分ですぐわかる場所に作成したRubyファイルを保存しておきましょう。

MacでRubyの開発環境を構築する方法

まずはMacでの開発環境の構築方法をご説明します。Macは最初からRubyやPythonなどの言語がインストールされていて、Windowsに比べると環境構築も簡単に済みます。

MacでのRuby環境構築1:Homebrewをインストールする

Macのパソコンをお持ちの方は、Rubyの開発環境を構築する前にHomebrewとrbenvの2つのソフトウェアをインストールします。HomebrewはMacにおけるパッケージ管理システムというものの一つです。

パッケージ管理システムとは、ソフトウェアをインストールしたりアンインストールしたりすることを容易にするシステムです。Macで使用されるパッケージ管理システムは、他にmacportsやfinkなどがあります。

Homebrewのインストールには、「ターミナル」を使用します。ターミナルの開き方はMacを立ち上げた後、右上に表示されている虫メガネアイコンをクリックします。

表示されたテキストフォームに「ターミナル」と打ち込むと、黒い四角形のアイコンのターミナルが表示されます。Rubyの開発環境構築に限らず、プログラミングをする上で使用する機会が増えるので、ターミナルの開き方はきちんと覚えましょう。


ターミナル上では、コマンドと言われる命令文を使用して、パソコンを操作します。まず初めにHomebrewが自分のMacにインストールされているかを確認してください。確認方法は下のコマンドをターミナルに入力してEnterを押します。

brew -v

このすぐ下に「Homebrew (数字)」と表示されれば、Homebrewがインストールされています。ここで、(数字)と書いた部分の数字は、現在インストールされているHomebrewのバージョンです。もしインストールされていなければ、下のコマンドをターミナルに入力してHomebrewをインストールします。

/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

これでHomebrewが使用できるようになりました。Homebrewを使う時はターミナルに「brew "実行処理"」と記述します。次にHomebrewを用いてrbrevをインストールします。

MacでのRuby環境構築2:rbenvをインストールする

rbrevはRubyのバージョン管理に使用するコマンドラインツールです。rbenvはRubyのインストールに使用します。まずHomebrewと同じく、rbenvがインストールされているかをターミナルで確認します。

rbenv -v

この下に「rbenv (数字)」と出力されれば、rbenvがインストールされています。インストールされていなければ、「command not found」といったメッセージが表示されます。その場合は、rbenvのインストールが必要なので、以下のコマンドをターミナルに入力します。

brew install rbenv ruby-build

これでrbenvが使えるようになります。rbenvを使用する際は、Homebrewと同じくターミナル上で「rbenv "実行処理"」と記述します。次にrbenvを用いてRubyをインストールします。

MacでのRuby環境構築3:Ruby本体をインストールする

Rubyをインストールする前にインストールするRubyのバージョンを決定します。そのためにリリースされているRubyのバージョンを確認するコマンドを入力します。そのコマンドは以下になります。

rbenv install --list

このコマンドを実行するとRubyのバージョンの一覧が表示されます。最も数字が大きいものが最新バージョンのRubyです。今回は2.6.1とします。

Ruby 2.6.1は以下のようなコマンドを実行することで、インストールすることができます。

rbenv install 2.6.1

もし他のバージョンをインストールする場合は「2.6.1」のところを、目的のバージョンの数字を入力してコマンドを実行してください。

以上で、Rubyの開発環境が整いました。

Rubyを実行してみる

Rubyの実行は至って簡単です。Rubyの実行には、Homebrew/rbenv/Rubyをインストールするために使用したターミナルを使用します。

一番下の行に「"Mac名":~ "ユーザー名"$」と表示されます。コマンドプロンプトでは一番最後の行に書かれたパスに対して動作を行います。現在は「ユーザーフォルダ」を参照しています。

もし、ユーザーフォルダ直下の「ruby」と書かれたフォルダに実行したいRubyファイルが格納されているとすると、まず「cd ruby」と入力し、Enterを押します。すると、「"Mac名":ruby "ユーザー名"$」と表示されます。このようにして、Rubyファイルが保存されたフォルダを参照します。

参照できたら、「ruby "Rubyファイル名"」と入力し、Enterを押します。これで、目的のRubyファイルが実行されます。

例として、事前に作っておいたtest.rbというファイルを実行する場合は、「ruby test.rb」とコマンドを実行します。これでtest.rbに記入されたRubyプログラムが実行されます。

WindowsでRubyの開発環境を構築する方法

次はWindowsでのRuby開発環境の構築方法を見てみましょう。

WindowsのRuby環境構築方法1:MSYS2をインストールする

まず初めにMSYS2をインストールします。MSYS(Minimal SYStem)2はWindowsで動作するシェル環境の一つです。これは直接Rubyの動作とは関係しませんが、WindowsでRubyの開発環境を構築する上で必要になります

MSYS2はこちらのリンクからダウンロードすることができます。

タイトルのすぐ下に3つのボタンがあり、その中央のボタンを押してください。ボタンのタイトルは「msys2-x86_64-20180531.exe」となっているので、わからなければ、上のリンクを開いた後にCtrlキーとFキーを押して、「msys2-x86_64-20180531.exe」とページ内検索をすることで、すぐにボタンを見つけることができます。

ボタンを押すとダウンロードが始まります。ダウンロードが終わったら、そのファイルを開いてMSYS2をインストールします。基本的に「次へ」を押すことでMSYS2のセットアップを進めます。「完了」が表示されれば、インストールが終了です。

次項でRubyのインストールを行います。

WindowsのRuby環境構築方法2:Rubyをインストールする

RubyはGitHubというページからダウンロードします。GitHubはソフトウェア開発プロジェクトにおいてソースコードを公開する管理サービスです。Rubyのインストーラーはこちらのページからダウンロードすることができます。

Assetsと書かれた欄からRubyを取得できますが、リンクページのタイトルの末尾が「.exe」であるリンクからダウンロードするとインストールが容易です。

今回は「rubyinstaller-2.6.1-1-x64.exe」を例として取り上げます。ただ、開発環境を構築する時に最新バージョンのRubyをダウンロードしてください。

ダウンロードが完了したら、MSYS2と同様にファイルを開きます。Rubyはインストーラーは英語になっていますが、問題ありません。最初の画面では左下側にラジオボタンが2つあり、下のラジオボタンが選択されています。

このままでは右下のボタンの「Next>」が選択できず、Rubyをインストールできません。ここで、選択されていないラジオボタンである「I accept the License」を選択します。すると、「Next>」が選択できるようになり、次に進むことができます。

そのまま、「next>」を押してRubyをインストールします。「Installing」と書かれた画面の処理が終了し、最後に「Finish」が表示されるとインストール完了です。

Rubyを実行してみる

Rubyの実行は至って簡単です。キーボードのWindowsキーを押しながらRキーを押します。すると、「ファイル名を指定して実行」というポップアップが立ち上がります。そのテキストボックスに「cmd」と打ち込み、「OK」を押します。これで、コマンドプロンプトという黒い画面が起動します。

一番下の行に「C:\User\"ユーザー名">」と表示されます。コマンドプロンプトでは一番最後の行に書かれたパスに対して動作を行います。

「cd "フォルダ名"」と入力し、Enterを押すと、「C:\User\"ユーザー名"\"フォルダ名"」が表示されます。このようにして、Rubyファイルが保存されたフォルダを参照します。

参照できたら、「ruby "Rubyファイル名"」と入力し、Enterを押します。これで、Rubyファイルが実行されます。例として、test.rbというファイルを実行する場合は、「ruby test.rb」とコマンドを実行します。これでtest.rbに記入されたRubyプログラムが実行されます。

まとめ

Rubyの開発環境の構築について説明しました。MacとWindowsでそれぞれ開発環境構築方法が違うので、使用するパソコンにあったインストール方法を実施してください。

まずMacではHomebrewとrbenvを、WindowsではMSYS2をインストールすることを忘れずに行ってください

また、今後コマンドラインを使用する機会が多くなると思うので、開発環境構築を機にコマンドラインの使用方法も一緒に覚えると良いです。

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